病院・弁護士・裁判官によって組織的に仕組まれた、証拠保全の名を借りた“証拠排除と形式的演出”。録音・記録と照合した分析をもとに、その構造を明らかにします。
※このページは、証拠保全の録音記録・調書・メール文面・証言に基づいて構成されています。
1. 表向きの証拠保全とその裏で進行していたもの
2011年2月8日、茨城県取手市の取手協同病院にて、裁判所主導の証拠保全手続が実施されました。これは、父の医療事故の真相を解明するための重要な手続きであり、カルテ、看護記録、血液検査結果、処方箋、画像データ、事実経過報告書などが対象とされました。
しかし、私たち遺族の記録とその場の録音、そして後の文書分析から、この証拠保全自体が「手続きの体裁を取りながらも、証拠の信頼性と追及の力を意図的に奪う構造」であったことが明らかになりました。
2. 発覚した偽装の具体例
- 参加者記録の虚偽記載:出頭者欄に「不在だった長男」の名が記載され、実際に参加した次男は除外されていた。
- 遺族の排除計画:事前に「長男1人(都合が悪く参加できないことが事前に決定していた)だけ参加可」とし、遺族を排除しようとした。
- 証拠の“任意提出”化:PCI動画、CT、心エコー等が「任意提出だった」として証拠保全の対象から外された。
- 弁護士の沈黙:この操作に対し、3名の弁護士はいずれも異議を唱えなかった。
- 遺族の証拠請求を制止:弟の発言を遮る、病棟日誌の入手を拒否するなど、弁護士による妨害が複数回発生。
- 記録に残らない謎の男性:出席記録にない褐色スーツの男性が、沈黙のまま立ち会っていた。
- 証拠改ざんの破棄要請:「人工呼吸器設定記録(別人名義)」について、裁判所が破棄を要請。弁護士はそれに従い、遺族の異議を拒絶。
3. 司法制度を使った証拠排除の構造
このような一連の動きは、単なる“手続上の不備”では説明がつきません。代理人弁護士・裁判官・病院関係者の間に何らかの共通認識や事前調整がなければ成立しない動きであり、証拠保全の体裁を用いて、証拠能力を奪うための司法的偽装であった可能性が極めて高いと考えられます。
4. 現在保持している記録と証拠
- 証拠保全の録音(当日の全記録)
- 検証調書(出頭者記録の記載ミス含む)
- 弁護士とのメール(破棄要請、証拠排除のやりとり)
- 患者妻・次男によるその場の証言・記録
- 人工呼吸器設定記録のコピー(別人名義)
これらの資料は、いずれも本サイトの「証拠資料」セクションから確認可能です。
📄 検証調書に見られる形式的異常点リスト(PDF)
2011年2月8日に取手協同病院で実施された証拠保全において作成された「検証調書」(全5ページ)の原本画像(黒塗り済)です。この検証調書において複数の重大な不備・不審点が確認されています。
以下の文書では、この検証調書5ページ分において、文書構成・記載内容・立会者の記録・証拠保全取り下げの手続などに見られる8項目の異常点を、 法的観点および実務上の常識に照らして整理・分析しています。5. 今後の展開と訴え
証拠保全とは「証拠を守るための制度」であるはずです。その制度が逆に使われ、「証拠能力を落とす」「追及できなくする」ために使われたとすれば、これは司法の信頼と制度の根幹を揺るがす国家的不正です。
私たちはこの一連の記録を元に、真実の解明と制度の健全化を社会に訴えていきます。